出版社・レーベルの紹介文

幼児教育界の第一人者がこれからの保育を考える為の提言を56本のエッセイに。保育の質、グローバル化など。

目次

第一部:保育の質を高めるために
■保育の質を高めるために
■教育(保育)過程と実践をつなぐ
■保育環境としての「園庭」
■園パワーを高める研修の充実
■保護者との協働の中で声を聴く
■子どもの意欲を支える素材や道具
■挑戦をコンセプトにした園環境のデザインと支援
■規範と価値
■次元の違う見方を生かす
■保護者からの信頼
■園組織アイデンティティの形成
■園長は社会とのインターフェース
■保育者の成長を支える研修での「語り」
■もてなしの心
■「心配り」と「ゆとり」が生む価値
■「子縁」でつながる「交響」空間へ
■アートで生まれた地域のつながり
■心に灯をともし続ける歩み
■園長の聞き方・居方に表れる心もち
■居場所を生み出す言葉
■市民性を培う「見える化」とは
■共同注視で聴こえる子どもの声
■「意味ある経験」の保障重視
■「もうひとつの質」へのこだわり
■メディアはメッセージ
■比喩でとらえること

第二部:未来にむけて、変わるものと変わってならぬもの
■活動の継続性を支える保育の振り返り
■本物だからできる探究
■園ならではの豊かな言葉の使い手を育てるために
■本物の園文化につながる活動サイクル
■城戸幡太郎「共同的生活」に学ぶ園の暮らしを
■「見て　見て　保育」の地域の輪を
■遊びの充実に向けた環境工夫の条件
■絵本世界との出会い
■被災地幼稚園に教えられたこと
■被災地の幼稚園の姿に学ぶ園庭の意義
■なることによる学び
■乳児における保育の質
■フォトカンファレンスの魅力
■保育者の学びと研修体系
■活動の場のイノベーションと環境のデザイン
■育ち合うコミュニティとしての保幼小連携になるために
■見守りと注意の境界線
■文化間葛藤の場としての保育
■実践事例から学ぶ研修を深めるために

第三部:グローバル化の中での未来
■「保育の質についての研究」を振り返る
■国際的視点から保幼小連携の課題を考える
■ニュージーランドの保育政策に学ぶ
■EUの保育は今
■東アジアの幼児教育改革
■伸びを保障する教育
■保幼小連携チームワーク成功の原則
■ノルウェーの保育政策に学ぶ
■幼児教育の成果を問うグローバルな動き
■保育における学びのポイントを見る目
■社会情動的スキルをはぐくむ